ビー・ジーズ1980

 1980年の幕開けは、ビー・ジーズにとって最高のものとなった。1月12日付けで『ビー・ジーズ・グレイテスト』がビルボード・アルバム・チャートの1位に輝いた。1978年の『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』、1979年の『スピリッツ・ハヴィング・フロウン』に続く3年連続でのナンバー・ワンだった。

 しかし1980年代の幕開けは、ビー・ジーズにとって最悪のものとなった。ディスコ・ミュージックに対する反発(backlash)から、ビー・ジーズがやり玉にあげられたからだ。何しろ全米を敵に回したのだから大変だ。レコードを買ったのは音楽ファンなのだから、火あぶりにするなら彼らにすればよさそうなものだが、評論家も善良な音楽ファンを血祭りにあげるわけにはいかなかったのだろう。この後、ビー・ジーズは三度(みたび)奈落の底に突き落とされることになる。しかも、その前の成功が桁違いだったこともあって、三度目の失墜はその期間も遥か長期に及んだ。

 1970年、1973‐74年、1980年代と、繰り返しになるが、ビー・ジーズほど浮き沈みの激しいグループも珍しい。そもそも、声が格別よいわけでも、歌が特別うまいわけでもない。演奏技術があるわけでも、ましてやカリスマ性があるわけでもない単なるポップ・グループが、これだけ何度もどん底から這いあがってきたことが、逆に言えばすごいことだ。何を歌ってもヒットするようなレジェンド・バンドでもシンガーでもないからこそ、彼らはヒット曲にこだわり、作曲の才能と経験だけでここまで生き延びてきたといえる。まさに「ステイン・アライヴ」である。

 従って、グループのレコードが売れなくなったとき、ソング・ライターとして活路を見いだそうとするのは自然なことだった。近年の彼らは、自分たちをまずソング・ライターとして位置付けてきたが、積極的にそう宣言するようになったのは、1978年以降だろう。同年の桁外れの成功を体験すれば、自信をもって当然だ。1970年代の栄光が翳り始めたとき、彼らが、ソング・ライティングとアーティストのプロデュースへと傾斜していったのは、ある意味必然的な選択だった。アンディ・ギブのアルバム制作が最初だった。

 バリーがカール・リチャードソンとアルビィ・ガルテンとともに、アンディの3作目のアルバムのプロデュースに取り組んだのは、アンディが曲を書けなくなっていたこともあったろうが、この後のバーブラ・ストライサンドのアルバム制作への練習台の意味もあったのではないか。バリーにとって、ビッグ・スターのプロデュースは、キャリアのうえでも大きな冒険だった。成功すれば、ソング・ライターおよびプロデューサーとしての地位を高め、あるいは確立することができる。リハーサルをしたいと思うのは当然だろう。そのためには、薄情なようだが、弟のアルバム・プロデュースが良い機会となった。

 一方、ロビンはウィーヴァーと組んで、ジミー・ラフィンのアルバム制作に挑戦している。ロビンとウィーヴァーの組み合わせは少々意外だが、バリーのほうは、ストライサンドのアルバム制作に夢中で、他のプロジェクトに関心を向ける余裕がなかったのだろう。仕方なく(でもないだろうが)、ロビンはウィーヴァーをパートナーに、ソング・ライティングとプロデュースに臨むことになった。このことは、モーリスが当てにされていなかったとも取れる。彼には、アルコール依存を含む健康問題という壁があり、依然として活発な音楽活動を再開するには至らなかったようだ。

 こうしてビー・ジーズは再び三者三葉の行動をとり始めた。但し、ソング・ライターとしては、3人がバーブラ・ストライサンドのアルバムのために共作するなど、結束は保たれていた。この事実も、ビー・ジーズが何よりもソング・ライター・チームであること、あるいはそうあり続ける必要があったことを、間接的に実証することとなった。

 

アンディ・ギブ「ディザイアー」(1980.1)

1 「ディザイアー」(Desire, Barry, Robin & Maurice Gibb)

 今では、3人によって『スピリッツ』アルバムのために書かれ、レコーディングされていたことが知られている。『スピリッツ』から外された後、アンディのアルバム用に持ち出されて、ヴォーカルを差し替えて、しかしバック・トラックは以前のものが流用された。その結果、ギブ兄弟4人が歌う唯一のレコードとなった[i]

 「ラヴ・ユー・インサイド・アウト」のようなテクノ風のリズムだが、ラテン風の味つけが強く、サウンドもコーラスもどこかクールというか無表情な印象を与える。3人というより、バリーの声が浮き上がるコーラスは、まさに『スピリッツ』を彷彿とさせるが、曲自体はそれほどの出来とは思えない。『スピリッツ』から落とされたのも、それが理由で、あとはアルバム表題曲とも雰囲気が重なるからだろうか。

 「シャドー・ダンシング」同様、やはりビー・ジーズとして、あるいはアンディとビー・ジーズの共同名義で発表すべき作品だった。メロディがさほど印象に残らない分、ビー・ジーズのファルセット・コーラスが聴き手を圧倒するかのように縦横無尽に駆け巡る。70年代のビー・ジーズのコーラス・ワークの最高峰といえるだろう。

 

2 「ウェイティング・フォー・ユー」(Waiting for You)

 

アンディ・ギブ『アフター・ダーク』(After Dark, 1980.1)

 アンディ・ギブの3枚目のアルバムは、これまで以上にバリーの存在が大きくなっている。冗談ではなく、実際、アンディが歌えなくなっていた箇所をバリーが歌う、など、まるでバリーのソロ・アルバムのようだった[ii]、との証言もある。

 それもこれもドラッグ摂取による弊害だったというが、アルバム制作も契約上の必要性によるもので、所詮アンディの才能を発揮するものにはなりえなかったようだ。

 不幸なことだが、収録された楽曲はそれほどひどくはない。アンディがバリーと共作したB2、B3もありふれたバラードではあるが、ちょっとしたひねりがあって飽かせない。

 ただ、全体として実に地味な仕上がりになっていることは否めない。あれほど派手なデビューを飾ったポップ・スターの、しかも全米でトップ・テンに入った前作から、わずか2年後のアルバムとは思えない沈滞ムードが漂う。

 全米4位の「ディザイアー」、12位の「アイ・キャント・ヘルプ・イット」と、まだまだヒット曲を送り出していたにもかかわらず、そうした印象を受けるのは、やはりその後のアンディ・ギブの早すぎる死を見てきたゆえだろうか。

 とはいえ、アルバムのクォリティは、バリー・ギブが全曲を書いているだけあって、一枚目、二枚目と比べても、むしろ優っている。それこそが、まさにアンディにとっての問題だったのかもしれないが。

 

A1 「アフター・ダーク」(After Dark, B. Gibb)

 暗闇が立ち込めるようなメランコリックなイントロから、比較的淡々としたアンディのヴォーカルが続いていく。「シャドー・ダンシング」を地味にしたような感じで、一回聞いたくらいでは印象に残らないが、間奏のムーティなサックスの響きやエキゾティックでややダークな雰囲気は魅力的で、アルバム一曲目だけのことはある。

 シングル向きかと問われると、躊躇するが、アルバムでも一、二を争う出来といえる。

 

A2 「ディザイアー」

A3 「ホエアレヴァー・ユー・アー」(Wherever You Are, B. Gibb)

 アップ・テンポで小気味よいポップ・ナンバー。毒にも薬にもならない、というと誉めたことにならないが、バリーもあまりビー・ジーズの癖を出さずに、アンディに合わせて書いているように思える。とくに「ディザイアー」のあとでは、アンディらしさを強調する必要があったのだろう。

 

A4 「ウォーム・ライド」(Warm Ride, B, R. and M. Gibb)

 この時点ではレア・アースのヴァージョンがもっともよく知られていたが、アンディのヴァージョンは、2007年になって公開されたビー・ジーズのデモ・ヴァージョン[iii]に従っている。ただし、あんなにチープなサウンドではなく、印象的なイントロを活かすゴージャスなアレンジになって、原曲のよさを味わえる出来栄えである。

 「ウォーム・ライド」の決定版といってよいだろう。

 

A5 「レスト・ユア・ラヴ・オン・ミー」(Rest Your Love on Me, B. Gibb)

 こちらも既発表曲のカヴァーで、「トゥ・マッチ・ヘヴン」(1978年)のB面曲。オリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエット。最初はアンディのヴォーカルから始まるが、二番からニュートン・ジョンに代わると、以後彼女のリード・ヴォーカルが続く。エンディングのコーラスでもハーモニーを担当して、まるでニュートン・ジョンのレコードのようになる。

 それでもニュートン・ジョンに重なるアンディのハーモニーはなかなか素敵だ。

 

B1 「アイ・キャント・ヘルプ・イット」(I Can’t Help It, B. Gibb)

 オリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエットで、全米12位のヒットとなった。

バリーの曲としては、「エモーション」や「(アワ・ラヴ・)ドント・スロー・イット・アウェイ」の路線で、一言でいえば「手慣れたつくり」だが、やけに拍子が変わって覚えづらく、歌いづらい。曲をこねくり回しているような印象を与え、ややヒット・ソングづくりに疲れてきたようにみえるところが気になる。

 ニュートン・ジョンの安定した歌唱力のおかげで、曲としては充分に聞かせるのだが。

 

B2 「ワン・ラヴ」(One Love, B. and A. Gibb)

 続くB3とこの曲のみアンディとバリーの共作となる。曲も書けず、ヴォーカルもままならないというのが当時のアンディ・ギブの状態だったようだ。実際、ヴォーカルの一部はバリーがアンディのように歌ったというから驚く。アンディ・ギブのアルバムというより、バリーがアンディの名前でアルバムを制作したような有様で、まるで操り人形のようだ。

 この曲もどこまでアンディの手が加わっているのか疑問だが、ありふれた三拍子のバラードで、しかしところどころハッと思わせる展開もある。

 

B3 「サムワン・アイ・エイント」(Someone I Ain’t, B. and A. Gibb)

 この曲もB2同様、弾き語り風のバラードになっている。同じように、端々にちょっとひねったフレーズなどがあり、そこが聞かせどころといえる。

 そのあたりにアンディの感性が活かされているとすれば、共作のかいもあったということになるだろうか。

 

B4 「フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ユー」(Falling in Love with You, B. Gibb and A. Galuten)

 この曲のみバリーとガルテンの共作。ガルテンらしい都会的なしゃれた感覚はまだそれほど目立っていない。

 この後、バーブラ・ストライサンドの『ギルティ』では、ガルテンの持ち味が存分に発揮されるが、まだ肩慣らしといったところだろうか。

 

B5 「ドリーミン・オン」(Dreamin’ On, B. Gibb)

 最後は、こちらものんびりしたカントリー風のポップ・ソング。バリーの曲としては可もなく不可もない出来だが、アルバム自体、何となく終わっていくような印象を受ける。肩の力が抜けているともいえるが、この辺の勢いのなさは、やはりアンディの当時の状況を反映しているように、今となっては感じてしまう。

 

ジミー・ラフィン(Jimmy Ruffin)「ホールド・オン(・トゥ・マイ・ラヴ)」(1980.2)

1「ホールド・オン(・トゥ・マイ・ラヴ)」(Hold on (to My Love), Robin Gibb and Blue Weaver)

 前述のとおり、バリー、ガルテン、リチャードソンのトリオと分かれた(あぶれた?)ロビン、ウィーヴァーのコンビによる楽曲。ウィーヴァーは、本当はバリーとやりたかったのでは?いや、下司の勘ぐりか。

 曲は軽快なソウル・ポップ風作品。ジミー・ラフィン自身、それほど強い個性のあるヴォーカリストではないが、このあまり癖のないアップ・テンポのポップ・ソングは、むしろあっていたのかも。実際、ビルボードのチャートで10位と成功した。

 ウィーヴァーらしさが出ているかというと、そうでもなく、ではロビンの特徴が濃いかというと、それも当たらない。何というか、どこにでもありそうな曲ではある。

 しかし、ロビンをフューチュアしたヴァージョンなどを聞いていると、その後のロビンのソロ・アルバムの楽曲に似た印象を受ける。とくに『シークレット・エージェント』以降のアルバムに。ロビンのソロに影響を与えたとも取れ、その意味ではなかなか興味深い。

 

2 「ホールド・オン(・トゥ・マイ・ラヴ)」(Instrumental)

 

バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)「ウーマン・イン・ラヴ」 (1980.8) 

1 「ウーマン・イン・ラヴ」(Woman in Love, B. and R. Gibb)

 バーブラ・ストライサンドとのコラボレーションによる最初のシングルで、英米とも1位。日本でも話題となり、和製ポップスにも影響を与えた。

 いかにもバリーとロビンの共作らしいマイナー調のバラード。とくに最初の4小節から、”I kiss the morning goodbye.”へ移るあたりが美しい。サビのコーラスなども、いかにもこの時期のビー・ジーズ風で、こんな簡単なメロディでは、ストライサンドには物足りなかったことだろうが、2番のサビの終わりで朗々と声を伸ばして歌うところは、どうだと言わんばかりの貫録を感じさせる。

 間違いなく、80年代の彼らの代表作のひとつである。

 

2 「ラン・ワイルド」(Run Wild, B. and R. Gibb)

 Aサイドよりロマンティックな要素が強まった曲で、メロディの美しさは引けを取らない。いかにも女性シンガー向けのバラードと映るが、サマンサ・サングに書いた「エモーション」あたりの経験が生きているように感じられる。

 それにしても、このシングル両面を聞くと、バリーとロビンがストライサンドのために最良の楽曲を揃えようと、頭を突き合わせて必死にメロディを練って頑張る姿が浮かんでくる。まさに最高のシングルの一枚だ。

 

バーブラ・ストライサンドとバリー・ギブ(Barbra Streisand and Barry Gibb)  「ギルティ」(1980.10)

1 「ギルティ」(Guilty, B, R. and M. Gibb)

 アルバム・タイトルとなった曲で、ストライサンドとバリーのデュエットだが、さすがにストライサンド相手では分が悪い。バリー抜きのほうが、レコードとしてのクォリティは上がっただろうが、おかげで、バリーはヴォーカリストとして全米3位の記録とミリオン・セラーを手に入れた。

 これぞまさにバート・バカラック・スタイルの作品だが、かつてのように、直接バカラックの曲を真似たというより、スマートなアーバン・ポップであるところが何よりバカラック風といえる。

 ビー・ジーズのレコードとしてなら作られていなかっただろう曲で、仮に彼らで録音していたら、これだけうまく歌いこなせなかっただろう。歌い手に合わせて書かれた典型の曲ともいえる。

 

2 「ライフ・ストーリィ」(Life Story, B. and R. Gibb)

 B面は、バリーとロビンが自分たちのスタイルで書いたような作品。ソウル・ミュージック風であるが、とっつきやすいメロディは彼ららしい。

 これまた、ストライサンドは軽々と歌いこなしている。

 

バーブラ・ストライサンド『ギルティ』 (1980.10)

 バーブラ・ストライサンドとバリー・ギブとのコラボレーションは、最初にギブ兄弟の作品5曲をストライサンド側に提出、その後、追加注文が来て、4曲を加えた、とされている。

 A面の1~4とB面の「ライフ・ストーリィ」が上記の5曲で、なるほど力作が並んでいる。残る4曲は、バリーの旧作(A5)と、アルビィ・ガルテンと共作した3曲(B1、B3、B4)を揃えて発注に応じた、ということになる。

 分類すると、シングル向きのポップ・バラード(A1、A2、A3、B1)とリズミカルなナンバー(A4、B2、B3)、アルバム用のドラマティックなスロー・バラード(A5、B4)といったところだろうか。AB両面のラストを、「ラヴ・インサイド」と「メイク・イット・ライク・ア・メモリィ」のバラードで締めるのも型通りといえば型通りで、まさに王道のポップ・アルバムといえる。

 ある意味、ギブ兄弟の最高傑作であり、彼らの最良の仕事のひとつであることは確かである。

 

A1 「ギルティ」

A2 「ウーマン・イン・ラヴ」

A3 「ラン・ワイルド」

A4 「プロミセス」(Promises, B. and R. Gibb)

 3曲目までは、ストライサンドのイメージに合わせたポップ・ナンバーだが、4曲目で、70年代のビー・ジーズのスタイルに近い作品が出てくる。リズミカルなソウル・ポップだが、メロディはとっつきやすく、ストライサンドもくせのない歌唱で軽く歌いこなしている。

 4枚目のシングルとしてリリースされたが、ヒットにはならなかった。悪い出来ではないが、それまでの3曲に比べれば、落ちるのは仕方がない。

 

A5 「ラヴ・インサイド」(The Love Inside, B. Gibb)

 A面ラストを飾るのは、スロー・バラードの極みのような堂々たる作品。

リズム楽器を使わずに、キーボードとストリングスのみをバックに、ストライサンドの圧倒的な歌唱力で聞かせる。バックのバリーのコーラスも素晴らしい。

 アレンジもどこか幻想的で、この透明感もすごい。

 

B1 「ホワット・カインド・オヴ・フール」(What Kind of Fool, B. Gibb and A. Galuten)

 「ギルティ」とともに、アルバム中でもっとも都会的な雰囲気のポップ・ナンバー。

 「ギルティ」に比べると、バリーのヴォーカルも邪魔に聞こえない。バックのファルセット・コーラスも、洗練された、申し分のない美しさに仕上がっている。アルビィ・ガルテンとの共作曲のなかでは一番の出来だろう。

 

B2 「ライフ・ストーリィ」(Life Story, B. and R. Gibb)

B3 「ネヴァー・ギヴ・アップ」(Never Give Up, B. Gibb and A. Galuten)

 やや重苦しい前曲を振り払うような軽やかなナンバー。

 曲としては、同じソウル・ポップ調で、ビー・ジーズならではの作品といえる。サビのコーラスも覚えやすく、ストライサンドの伸び伸びとした声も心地よい。

 

B4 「メイク・イット・ライク・ア・メモリィ」(Make It Like A Memory, B. Gibb and A. Galuten)

 これまでのストライサンドの作品に合わせたかのような楽曲で、アルバム随一の大作。

 ミュージカルのような歌いだしから、まるで即興のように、次々にメロディを繋いでいく複雑な構成。サビのところでソウル・ミュージック風に展開するのがミソだろうか。かなりの難曲のようにみえるが、ストライサンドのヴォーカルはそれを感じさせない。

 力作は力作だが、やや長すぎるか。B面は4曲ということで、インストルメンタル・パートを増やす必要があったのか、それとも最初からこういう組曲的な構成でいくつもりだったのか。中間部の長いギター・ソロはいいとして、最後の交響曲のようなパートは付け足しのようで、不要だったかもしれない。

 

[i] The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.484.

[ii] Ibid., p.484.

[iii] Bee Gees Greatest (Warner Music, 2007).