ビー・ジーズ1997

 1997年は、ビー・ジーズにとっても、ファンにとっても、思い出深い年となった。

 1月に「ジ・インターナショナル・アーティスト・アウォード」(アメリカ)、2月に「ザ・ブリティッシュフォノグラフィック・インダストリ・ライフタイム・アチーヴメント・アウォード」(イギリス)などの、よくわからない賞(無知ですいません)を軒並み受賞したらしい。5月には「ザ・ロックン・ロール・ホール・オヴ・フェイム」の殿堂入りを認められた[i]

 これらの受賞を受けて発表されたアルバム『スティル・ウォーターズ』は、イギリスでは2位にランクされ、長らく低迷していたアメリカでも11位まで上昇して、実に1979年の『スピリッツ・ハヴィング・フロウン』以来のオリジナル・ヒット・アルバムとなった。シングルの「アローン」もイギリスで5位となって、「シークレット・ラヴ」、「フォー・フーム・ザ・ベル・トウルズ」以来、90年代では3曲目のトップ・ファイヴを達成し、アメリカでも28位に到達した。あの栄光の70年代とまではいかないものの、アメリカにおいても久々にビー・ジーズが脚光を浴びることになった。

 風向きの変化が何によるものなのかは知らないが、日本にいても感じたのは、イギリスにおけるビー・ジーズの楽曲人気の高まりである。1993年頃からトリビュート・アルバムが出始め、1996年になると、テイク・ザットの「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ」、ボーイゾーンの「ワーズ」のカヴァーがチャート1位を獲得して、一気にビー・ジーズのカヴァー・ブームが到来することになる。毎年のようにトリビュート・アルバムが発売され、2000年代にいたるまでビー・ジーズのカヴァー曲がヒット・チャートを席巻するようになった。若手アーティストからはレジェンド・バンド扱いされるようになり、国民的音楽グループとして認められるようになるのも、この頃のことなのだろう。

 1963年のオーストラリアでのデビューから、いや、それ以前から、ギブ兄弟が音楽界で目指してきたであろう夢、最高のソングライティング・コーラス・グループになるという目標がついに達成された。

 

ビー・ジーズ「アローン」(Alone, 1997.2)

01 Alone

02 Closer Than Close

03 Rings Around the Moon

 アルバムを参照。

 

ビー・ジーズ『スティル・ウォーターズ』(Still Waters, 1997.3)

 『サイズ・イズント・エヴリシング』以来4年ぶりのアルバム。しかし、本当は、1995年に『ラヴ・ソングズ(Love Songs)』というアルバムの発表予定があったのだという[ii]。実際に『ラヴ・ソングズ』は2005年にベスト・アルバムとしてリリースされている[iii]が、もともとは既発表曲にセルフ・カヴァーを加えたアルバムとして構想されていたらしい。2001年発売のベスト盤『レコード(The Record)』に収録された「エモーション」と「ハートブレイカー」は、このアイディアに則って1994年にレコーディングされたものなのだという[iv]。このコンピレーション・アルバムには、新曲も収録する予定で、上記のセルフ・カヴァー曲と同時期に録音されたのが、『スティル・ウォーターズ』のボーナス・トラックとして入っている「リングズ・アラウンド・ザ・ムーン」と「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」だったのだそうだ[v]。これら2曲が未発表アルバム用に録音されたという話は伝え聞いていたが、まさかこのような企画アルバムとは知らなかった。今になって思うと、ぜひとも完成させておいてほしかった。「アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・ビー・ユア・エヴリシング」とか「エイント・ナッシング・ゴナ・キープ・ミー・フロム・ユー」(渋すぎるか)なども、やっていてくれたら面白かったのだが。

 結局、『ラヴ・ソングズ』は完成しなかったが、同じ1994年に、ギブ兄弟は、やがて『スティル・ウォーターズ』となるアルバム用に新しい曲を書き始めたらしい。かなりの時間をかけて、兄弟だけでデモ音源を完成させると、それらを1996年になって、複数のプロデューサーに依頼してファイナル・ヴァージョンに仕上げていったようだ。この複数のプロデューサー起用というのが、『スティル・ウォーターズ』の第一の特徴で、ラス・タイトルマン(「アローン」、「マイ・ラヴァーズ・プレア」、「スモーク・アンド・ミラーズ」)、デイヴィッド・フォスター(「アイ・サレンダー」、「アイ・クッド・ナット・ラヴ・ユー・モア」)、ヒュー・パジャム(「スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ」、「イレジスティブル・フォース」、「ミラクルズ・ハプン」)、ラファエル・サーディク(「ウィズ・マイ・アイズ・クローズド」)、そしてアリフ・マーディン(「アイ・ウィル」、「オブセッションズ」)と、何と5人のプロデューサーを選んで、さらに没になったが、もう一組にもオファーしたらしい[vi]。1曲のみ、「クローサー・ザン・クロース」が、ギブ兄弟だけによるプロデュース。

 時間もだが、多分、人件費でいうと、これまでで一番お金のかかったアルバムなのではないか。何しろ、フォスターとか、パジャムとか、超売れっ子プロデューサーたちに依頼しているのだから、ひとりに依頼するより、総額で何倍にもなったのではないだろうか(貧乏性なので、というか、本当に貧乏なので気になる)。そういえば、ムーディ・ブルースの『キーズ・オヴ・ザ・キングダム(Keys of the Kingdom)』(1991年)というアルバムも複数のプロデューサーを起用して一枚のアルバムを制作していたが、このやり方が流行っていたのだろうか。

 もっともCD解説の湯川れい子氏が紹介しているように、これ以上は手を加えられないというほど完成されたデモ・ヴァージョンをつくっていた、とのこと[vii]で、それなら、一体何のための大物プロデューサー起用だったのか、首を傾げる。『リヴィング・アイズ』のときのように、一度ぜいたくをしてみたかったのか、それともビー・ジーズへの注目度が高まっていることを感じとっての話題づくりの一環だったのか、あるいは完璧なアルバムをつくろうとしたのか(そう試みて実現したことは一度もないが)?ジョセフ・ブレナンなどは、有名プロデューサーを起用したのは無駄だったのではないか、とさえ言っている[viii]。彼らの真意はわからないが、『スティル・ウォーターズ』がたっぷりと時間と金をかけて完成されたことだけは確かなようだ。

 肝心の中身のほうは、前作『サイズ・イズント・エヴリシング』をさらにポップに、ソフトにした印象である。とくに、これまで以上にコーラスが強調されて、ア・カペラ・コーラスが複数の曲で活用されているのも特徴的である(「アイ・サレンダー」、「スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ」など)。メロディアスなバラードが増えて、その意味でも、ビー・ジーズの本領発揮といえる。『E・S・P』以降では最高のアルバムと言ってよいだろう。

 

01 「アローン」(Alone, B, R. & M. Gibb)

 モーリスのバグパイプのようなシンセサイザー[ix]とギターによるスペクター・サウンド[x]イントロで始まるミディアム・テンポのポップ・ナンバー。というか、このイントロ、中島みゆきの「あした」(1989年)という曲のイントロとよく似ているのだが、ギブ兄弟は中島みゆきのファンなのだろうか。

 バリーのファルセットのヴァースから、ロビンのこちらもファルセット気味のコーラスへ、「フォー・フーム・ザ・ベル・トウルズ」同様、バリーとロビンのトゥイン・ヴォーカルによる定番のビー・ジーズ・スタイル。「ラン・トゥ・ミー」を思い出す。

 ゆったりとしたリズムに乗ってキャッチーなメロディが最初から最後まで流れ続けるビー・ジーズらしいポップ・バラードだが、サビは、ビー・ジーズならもっとよいメロディが書けたのではないかな(実際、「フォー・フーム」に似てるし)。

 イギリスでは18曲目の、そして結果的に最後のトップ・テン・ヒットとなった[xi]

 

02 「アイ・サレンダー」(I Surrender, B, R. & M. Gibb)

 いきなりア・カペラ・コーラスで始まる「ダンス・トラック」[xii]。コーラス中心のため、『ハイ・シヴィライゼーション』や『サイズ・イズント・エヴリシング』のときのような強烈なパーカッション・サウンドではなく、ソフトな印象だが、ダンス・ビート、あるいはむしろロックを感じさせる作品。

 考えてみると、これがビー・ジーズ流ロックの完成形なのかもしれない。若手ヴォーカル・グループのスタイルに影響されているようにも思える。

 

03 「もうこれ以上愛せないほど」(I Could Not Love You More, B, R. & M. Gibb)

 「アイ・サレンダー」とともにD・フォスターのプロデュース曲。

 『E・S・P』以降のバリーに特有のモゾモゾしたメロディと歌いまわしで始まるバラード。しかし、サビのコーラスは聴き手の急所を的確にくすぐってくる絶妙なメロディで、かすかに重なるロビンの声が情感を添える。

 イギリスでは第二弾シングルとしてリリースされたが14位に終わった。とはいえ、旧来のファンにとっては、本アルバム中で、もっともよく彼らの魅力を伝えてくれるナンバーのひとつだろう。

 

04 「スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ」(Still Waters Run Deep, B, R. & M. Gibb)

 こちらもコーラス・ワークを中心としたカントリー・タッチのバラード。

 最初に聞いたとき、「アイランズ・イン・ザ・ストリーム」に似た感じを受けて、シングルでいけるのでは、と思ったが、その後、本当にシングル・リリースされた。もっとも、アメリカで57位、イギリスでも18位どまりで、予想が当たったのに残念な結果だった。ヴァースのあとの中間部など、いかにもバリーらしい旋律で、「マイ・エターナル・ラヴ」のセカンド・ヴァースのどこか不思議なメロディを連想させる。

 ア・カペラを交えた息の合ったコーラス、アルバム・タイトルになっているところを見ても、アルバムを代表する楽曲とみてよいだろう。

 

05 「恋する者の祈り」(My Lover’s Prayer, B, R. & M. Gibb)

 続いてもバリーがファルセットでソロを取るバラードだが、前曲のカントリー風とは異なり、70年代のソウル・バラードの雰囲気。「リーチング・アウト」あたりに近いが、こちらは三拍子のワルツ。よどみなく流れる、どこか荘重なメロディは、クリスマス・キャロルのような、はたまた讃美歌のように聞こえて、自然と聞き手の耳から心へと入り込んでくる。

 2003年にロビンがアリステア・グリフィンとともにレコーディングし[xiii]、2005年のライヴ・アルバムでも披露している[xiv]

 

06 「瞳を閉じて」(With My Eyes Closed, B, R. & M. Gibb)

 1987年以降のビー・ジーズ楽曲のタイプのひとつである神秘的なサウンド・アレンジの曲だが、『サイズ・イズント・エヴリシング』までのぶん殴るようなパーカッション・サウンドではないので、ひときわエグゾティックで繊細な手触りを感じる。

 バリーのリードだが、ブレナンが指摘しているように[xv]、バックのロビンのコーラスのメロディが素晴らしく印象的で、楽曲に個性を与えている。

 アルバムのなかでは恐ろしく地味だが、存在感はなかなかだ。

 

07 「イレジスティブル・フォース」(Irresistible Force, B, R. & M. Gibb)

 まるでジェット・ストリームのようなポップ・ロック・サウンドに乗せて、ロビンがリード・ヴォーカルを取る。『ハイ・シヴィライゼーション』の「ゴースト・トレイン」を思い出させるが、あんなに威勢よくはなく、アップ・テンポの割には落ち着いた雰囲気。

 全体のちょうど折り返し、アナログ・レコードならB面最初の曲になるということで、ブレナンの「アルバムのハイライトの一曲」[xvi]という言葉も頷ける。間奏の一気に音が広がるアレンジもいいし、サビのメロディも美しい。

 

08 「もっと近くに」(Closer Than Close, B, R. & M. Gibb)

 朝のゴミ出しのようにというか、ルーティーンのごとく一曲は入るモーリスのリード・ヴォーカル・ナンバー。といっても、キャッチーなコーラス部分はバリーのリードなので、もうちょっと歌わせてあげて。

 ブレナンの分析によると、モーリスはあまり表に出る気がないので、本曲のレコーディングもさっさと済ませようとした。それで、この曲だけ兄弟三人によるプロデュースなのだろう、という[xvii]。そうなの?

 曲自体、「ウィズ・マイ・アイズ・クローズド」に似かよっていて、あまり目立つ作品ではないが、うまくまとまって仕上がり具合はいい。

 

09 「アイ・ウィル」(I Will, B, R. & M. Gibb)

 ここからは、とくにメロディアスなポップ・バラードが続く。「アイ・ウィル」はロビンのヴォーカルで始まるが、聞きものはやたらと調子のいいキャッチーなコーラスである。本当に無邪気なまでに分かりやすいメロディで、みんなで輪になって踊っているような。なんだかんだ言って、やっぱり昔と変わらないなあ、としみじみ感慨にふけってしまう。

 この曲と次の「オブセッションズ」は、一足早く1995年にアリフ・マーディンと作り上げたらしい[xviii]。全曲マーディンとやっても、よかったんじゃないの(新鮮味がないか)?

 

10 「オブセッションズ」(Obsessions, B, R. & M. Gibb)

 イントロが、「スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ」のセカンド・ヴァースのような、バリー好みのメロディで、そのままバリーがリードを取って始まる。「アイ・ウィル」より、ややロック調だが、バリーらしいせせこましい早口で前のめりに歌い継ぐお馴染みのスタイル。しかし、曲はなかなかいい。イントロのメロディがそのまま中間部で使われるのだが、曲の後半でバリーが歌うスキャットはメロディアスというか、なんだかダサい・・・。

 ブレナンによると、「アイ・ウィル」とこの曲のテーマは、「ハイ・シヴィライゼーションの続編のような「ストーカーの純愛」なのだという[xix]。そんな粘着質な性格だったのか、彼らは。

 

11 「ミラクルズ・ハプン」(Miracles Happen, B, R. & M. Gibb)

 「ミラクルズ・ハプン」は、アメリカの有名なクリスマス映画『三十四丁目の奇蹟』(1947年)のリメイク版(『34丁目の奇跡』、1994年)の主題歌として書かれたのだという[xx]。なるほど、それでこのタイトルで、少年合唱団のコーラスが入っているのね。

 仕事の速いギブ兄弟は、早速本曲を完成させて納品したそうだが、結局製作者側が既存のクリスマス・ソングを使うことにして、ビー・ジーズの曲はボツになったそうだ[xxi]。何てことをしてくれるんだ!

 もっとも「ミラクルズ・ハプン」の出だしは、なんか悲壮感があふれていてクリスマス映画らしくないような・・・。もうちょっと、なごやかな明るい雰囲気で始めるべきだったのでは。

 しかし、メロディは美しく、とくにコーラスは、確かに映画主題歌に相応しい感動的な盛り上がりを見せる。注文に即座に応じて、しかもわざとらしくないメロディをつくれるのは、やはり彼ららしい。

 

12 「スモーク・アンド・ミラーズ」(Smoke And Mirrors, B, R. & M. Gibb)

 ラストの曲は、タイトルからして、ひときわミスティックな雰囲気を漂わせる。

 「異なるメロディを組み合わせて作られた野心的な作品」[xxii]というのがブレナンの評価だが、確かに、ヴァースを歌うロビンとコーラスのバリーとが対話しているような構成で、不思議な触感がアレンジからも伝わってくる。

 傑作かといわれると躊躇するが、アルバムを締めくくる楽曲としては適切だろうか。少なくとも、かつての「スウィート・ソング・オヴ・サマー」(『トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン』、1972年)などに比べれば。

 

13 「リングズ・アラウンド・ザ・ムーン」(Ring Around the Moon, B, R. & M. Gibb)

 『スティル・ウォーターズ』を始めて聞いたときに、もっとも引き込まれたのがボーナス・トラックのこの曲だった。「リングズ・アラウンド・ザ・ムーン」というタイトルも含めて、何とも幻想的なメロディがビー・ジーズとしては新鮮だった。恐らく、これもアイリッシュ・フォークの影響なのだろうが、サビのバリーのヴォーカルに重なるロビンとの輪唱のようなコーラスが何より美しい。

 彼らの声が途絶えた後の間奏では、楽器の音は鳴っているのに何も聞こえていないような静寂さを覚えて、聞いているうちに眠たくなってしまう(おいおい)。

 ところで、本曲でのロビンのリード・ヴォーカルをバイオグラフィではgreat crying lead vocal[xxiii]と書いている。やっぱり悲鳴のように聞こえるんですね。

 

14 「愛は不死身」(Love Never Dies, B, R. & M. Gibb)

 ラストの曲も1994年録音の作品で、前曲に続きロビンがリードを取るミディアム・テンポのポップ・ナンバー。

 投げやりな邦題と同様、歌い出しはあまり面白くなさそうな地味なメロディだが、サビに入ると突如としてロビンの声が天空高く舞い上がり、そのまま上昇気流に乗ってどこまでも駆け上がっていく。おーい、戻ってこい。

 それに続くのが、モーリスの無関心そうなヴォーカルで、一切関わりたくないというクールな雰囲気で歌い継いでいく。この息の合った(?)対比の妙はさすがに双子の兄弟だ。

 ラストの二曲、まったく別な時にレコーディングされたので、ボーナス・トラック扱いになったのは仕方がないとはいえ、アルバム本編に劣らぬ充実ぶりで、『スティル・ウォーターズ』は、満足すべきエンディングを迎える。どうやら二曲とも入っている盤は日本を含めた少数の地域だけらしい[xxiv]ので、大変得をした気分である。

 

 ビー・ジーズにとって最後が7の年はラッキーな場合が多い。1967年にデビューして「マサチューセッツ」がイギリスで1位になった。7がダブルの1977年は『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』のリリースされた年で「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ」がアメリカで1位になっている。1987年は「ユー・ウィン・アゲイン」がイギリスで1位。そして1997年は、ナンバー・ワンこそなかったが、『スティル・ウォーターズ』がイギリスで2位まで上昇した。まさにラッキー・セブンだ。

 

[i] J. Brennan, Gibb Songs Version 2, 1997.

[ii] Gibb Songs, 1994; Melinda Bilyeu, Hector Cook and Andrew Môn Hughes, The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb (New edition, Omnibus Press, 2001), p.623.

[iii] Bee Gees, Love Songs (Polydor, 2005).

[iv] Gibb Songs, 1994; The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.623.

[v] Gibb Songs, 1994.

[vi] Gibb Songs, 1996; The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.629. 「スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ」ともう一曲(未発表)がPMドーン(知らなかったが、ヒップ・ホップ・グループだそうだ)のアトレル・コーズとジャレット・コーズのプロデュースによって録音されたという。しかし、この後、ヒュー・パジャムのプロデュースで再録音された。

[vii] ビー・ジーズ『スティル・ウォーターズ』(1997年)。

[viii] Gibb Songs, 1996.

[ix] Gibb Songs, 1996; The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.628. バイオグラフィではオルガンとなっている。

[x] バイオグラフィでは、言われてみるとなるほどとも思うが、ブルース・スプリングスティーン風だと書いてある。The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.628.

[xi] 1960年代に6曲(バリーとモーリスによる「ドント・フォゲット・トゥ・リメンバー」を含む)、70年代に8曲、80年代に1曲、90年代に3曲となった。

[xii] Gibb Songs, 1996.

[xiii] グリフィンは、ロビンが審査員を務めたテレビ番組のコンペティションで優勝した歌手だという。Gibb Songs, 2003.

[xiv] Robin Gibb with the Philharmonie Frankfurt Orchestra Live (Eagle Records, 2005).

[xv] Gibb Songs, 1996.

[xvi] Ibid.

[xvii] Ibid.

[xviii] Gibb Songs, 1995.

[xix] Ibid.

[xx] Gibb Songs, 1994.

[xxi] Ibid.

[xxii] Gibb Songs, 1996.

[xxiii] The Bee Gees: Tales of the Brothers Gibb, p.628.

[xxiv] Ibid., p.630.