2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ビー・ジーズ1993

ビー・ジーズ「ペイイング・ザ・プライス・オヴ・ラヴ」(Paying the Price of Love, 1993.8) 1 「ペイイング・ザ・プライス・オヴ・ラヴ」(B, R. & M. Gibb) アルバム参照。 2 「マイ・ディスティニー」(My Destiny, B, R. & M. Gibb) 1980年代以降、ビー・…

ビー・ジーズ1991

ビー・ジーズ「シークレット・ラヴ」(1991.3) A 「シークレット・ラヴ」(Secret Love) B 「トゥルー・コンフェッションズ」(True Confessions) アルバムを参照。 ビー・ジーズ『ハイ・シヴィライゼーション』(High Civilization, 1991.4). 1991年4月、1990年…

ビー・ジーズ1989

ビー・ジーズ『ONE』(Bee Gees, One, 1989.4) 『E・S・P』に続く二年ぶりのアルバム『ONE』は、アンディ・ギブの死によってもたらされた中断期間を挟んで1989年4月にイギリスで、7月にアメリカでリリースされた[i]。このアルバムから、CDでは恒例のボーナス…

ビー・ジーズ1988

1988年3月10日、アンディ・ギブ逝去。 この一事だけで、ビー・ジーズ・ファンにとって、この年は悲嘆にくれる年となってしまった。 思えば、アンディは30年前の1958年に生まれ、10年前の1978年3月11日には、「(ラヴ・イズ・)シッカー・ザン・ウォーター」…

ビー・ジーズ1987

1987年、ビー・ジーズは満を持して6年ぶりのアルバム『E・S・P』を発表した。 1986年10月にワーナー・ブラザースとレコード販売契約を結び、その第一弾だった。 しかし、満を持して、といっても、状況が整った、とは必ずしも言えなかった。ビッグ・アーティ…

ビー・ジーズ1985(2)

ロビン・ギブ「ライク・ア・フール」(1985.11) 1 「ライク・ア・フール」(Like A Fool, R, B. and M. Gibb) 2枚のソロ・アルバムの延長線上にある作品。しかし、本来のロビンらしい哀愁を帯びた歌声が戻ってきた感がある。彼らしい絶叫も一部聞かれる。 曲…

ビー・ジーズ1985(1)

ダイアナ・ロス「イートゥン・アライヴ」(1985.9) 1 「イートゥン・アライヴ」(Eaten Alive, B. Gibb, M. Gibb and M. Jackson) バリーとモーリスにマイクル・ジャクソンが作曲に加わり、さらにプロデュースに参加するという、なんとも贅沢なシングルが出…

J・D・カー『血に飢えた悪鬼』

(本書の主題やトリック等を明かしています。) ジョン・ディクスン・カー最後の長編小説『血に飢えた悪鬼』は1972年に刊行された。ちょうど50年前のことだ。翻訳出版は1980年[i]。すでにカーは亡くなっていた。一年先輩のエラリイ・クイーンの最終作が1971…